万年筆を自作してみた話
そもそも万年筆って?
万年筆を知っている人って実はあんまりいないんじゃないだろうか。
自分は「おじいさんとか漫画家とかが使っている、インクに浸して書くペン」というイメージだった。
そんなイメージを払拭したのは、PILOTが定期的に開催している万年筆自作教室への参加であった。
この教室では、自分で簡易の万年筆を作り、それを持ち帰ることができる。
ある日、たまたま万年筆教室が近場の文具店で開催されることを知った自分は、何の気なしに参加をしてみた。
最初に、初めて万年筆で書いてみた感想を言っておくと
「力を入れてないのにむっちゃスラスラ書けるやん!!!!ヤッバ!!!!!」
万年筆教室当日
文具店に到着し、参加費用(今回は700円だった安いね)を支払い、席に座る。
教室と言っても、文具店のレジの片隅に椅子と机が並んでいるだけで非常に簡易的である。
席に座ると、パイロットの社員であろうおじいさんとお姉さんが出迎えてくれた。
そして、机上には万年筆セット
意外とパーツ少ないのね。
教室と言いつつも、「紙を見て作ってみてネ♡」という自作スタイル。
これが
こうなって
こうして
お湯に浸して
こうだ!
「途中なぜお湯に浸した・・・?」と思うだろうが、これには理由がある。
ペン先の金色のスチール部分とペン芯を熱を加え接着させる必要があるのだ。
この作業を加えないと、インクがしっかりとペン先に届かなかったり、ペン先がぐらぐらしたりするので、お湯に浸すのは非常に大事。
工場では、吊るした万年筆をお湯の入ったプールにくぐらせる作業があるらしく、一度は工場の見学にも行ってみたい。
ちなみに、所要時間は約3分(お湯に浸した1分込み)と非常に簡単。
いざ試し書き!
「力を入れてないのにむっちゃスラスラ書けるやん!!!!ヤッバ!!!!!」
字が上手くないので、書いた字は載せない。
ただ、これだけは言わせてほしい。
物書き人生が変わるから、万年筆に一度は触って。
パイロット公式サイト